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Raspberry Pi日記 ついにps/2 => Pi zero => g_hid => mac成功!

苦節1ヶ月。ついにPi zeroのGPIOにps/2キーボードをつなぎ、そのzeroとmacをusbケーブルでつないで
macからはただのキーボードと認識させ、ps/2キーボードからの入力をzeroを介してmacに入力することに成功しました!!
散々試行錯誤しましたが、結論としては
1 Happy Hacking Keyboardではダメ!
2 zeroとmacを繋ぐUSBのケーブルには相性がある(多分OTG関連)
3 hid.cは現行のバージョンではダメでlinux 4.3.1のモノをとってきて自分の使ってるzeroのカーネルに合わせてコンパイルして使う
4 使うキーボードはUSBのキーボードにPS/2変換のアダプタをかませて使う
このあたりでした。
それぞれの解決のために相当な時間を費やしました。
特に3については散々調べました。

いま、無事に動くようになった状態でフルバックアップ中なのでこれが完了したら忘れないように数回に分けて
どのようにして認識させているかを書き込みます!
何に使うかと言われると困るのですが、当初は初代HHKをUSBキーボードとして復活させることが目的だったのですが
いつの間にか技術的な興味を満足させることが目的になってました。

準備するモノ

Raspberry Pi zero
クロスコンパイル環境(カーネル、モジュールのコンパイルを行うのでほぼ必須)
USB-PS/2変換アダプタ
USBキーボード
4.7KΩの抵抗二つ
PS/2のコネクタ(MINI-DINのケーブルをちょん切って使用)
ジャンパピン、ブレッドボード、半田ごてなど

特に、Piはzeroが必須です。それ以外のモノはUSBハブを内蔵してしまっているのでOTGが機能しません。
クロスコンパイル環境はなくてもできますが、カーネルのコンパイルに一昼夜かかるのでやってられません。
キーボードについては多分、PS/2のキーボードでもいけると思うのですが、PS/2キーボードは5V、piのGPIOは3.3Vなので
電圧をうまく落とす必要が出てきます。
どうもLEDを使うことでうまくごまかすことができるようなのですが、USBキーボードは最初から3.3Vなので
そっちの方が使いやすいです。


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